【解決】富士工業レンジフードモーター交換!異音の原因とDIY修理の手順

こんにちは。ハンド&パワーツール研究室、運営者のRABIです。
キッチンの換気扇を回したとき、これまでに聞いたことがないような異音がして驚いたことはありませんか。
特に、日本のシェアの多くを占める富士工業のレンジフードを使っているご家庭は非常に多いですよね。
私もDIYや工具が大好きなので、家の設備から変な音がすると「どこが原因かな?」とつい潜り込んで確認したくなってしまいます。
しかし、レンジフードのモーター交換となると、単なる掃除とはわけが違います。修理の相場や寿命、さらには自分でやる場合の型番確認や故障のサインなど、知っておくべきポイントがたくさんあるんです。
この記事では、業者に依頼する場合の費用や、DIYで挑戦する際のリスクまで、皆さんの不安を解消できるよう詳しくお話ししていこうかなと思います。

- 富士工業製レンジフードから発生する異音の種類とその背後にある故障原因
- 補修用モーター「90233661」の適合確認方法と確実な入手ルート
- 業者に修理を依頼した場合の費用相場と最新DCモーターへの交換メリット
- DIYでのモーター交換手順と電気工事士資格が必要になる判断基準
富士工業のレンジフードでモーター交換を検討する異音の正体

レンジフードのトラブルは、多くの場合「音」から始まります。
毎日使っていると聞き流してしまいがちですが、実はその音の種類によって、内部で何が起きているのかをある程度推測することができるんです。
ここでは、モーター交換が必要になる代表的な異音の正体について深掘りしてみますね。
- 異音ブーンやキュルキュルの原因と故障のサイン
- モーターの寿命と適切なメンテナンス時期の目安
- 適合する型番90233661の確認と補修部品の入手方法
- 自分でDIY修理する際の手順とベアリング交換の難易度
- シロッコファンの掃除で解決しない振動トラブルの対処法
異音ブーンやキュルキュルの原因と故障のサイン
レンジフードを回したときに聞こえる「ブーン」という低い唸り音や、「キュルキュル」という高い金属音。
これらは明らかに機械が発している悲鳴です。
まず、「ブーン」という低周波の音についてですが、これは多くの場合、回転体の「アンバランス」が原因かなと思います。
長年の使用でシロッコファンの羽根に油汚れがベッタリ付着し、その重さが不均一になることで、回転軸がブレて振動が発生している状態ですね。
これは掃除で解決することもありますが、放置するとモーターの軸受に過度な負担をかけ続けることになります。

一方で、もっと緊急性が高いのが「キュルキュル」「シュルシュル」といった高い摩擦音です。
これはモーター内部にある「ベアリング」のグリスが切れて、金属同士が直接こすれ合っている音なんです。
この状態を機械工学の用語で「潤滑不良」と呼びますが、そのまま使い続けると摩擦熱で軸が膨張し、最終的には「焼き付き」を起こして完全にロックしてしまいます。
こうなると、スイッチを入れても「ジー」と唸るだけでファンが回らなくなり、最悪の場合は過熱による発火のリスクも出てきます。
異音が「高い音」に変わったら、それはもうモーター交換の時期が来ているという明確なサインだと捉えてくださいね。

「音がうるさいから」といって、市販の潤滑スプレー(CRC 5-56など)をモーターの隙間から吹き付けるのは絶対にやめましょう。
レンジフードのモーターはシールド型のベアリングを使っていることが多く、外から油を差しても中まで届かないどころか、残留しているグリスを溶かし出してしまうため、かえって寿命を縮める原因になります。

また、音が不規則に「カタカタ」「カラカラ」と鳴る場合は、軸受が摩耗してガタが出ているか、内部に固まった油の塊や異物が入り込んでいる可能性があります。
いずれにせよ、音に変化を感じた時点で、内部では物理的な摩耗が進んでいると考えたほうがいいかもしれません。

モーターの寿命と適切なメンテナンス時期の目安
レンジフードのモーターは、いわば「消耗品」です。
一般的には設置から10年から15年程度が寿命の目安とされています。
これは、モーター内部のベアリングやコンデンサといった部品の設計上の耐用年数がそれくらいだからですね。特にキッチンという場所は、高温多湿な上にオイルミスト(油煙)が常に漂っている過酷な環境です。
どんなに頑丈に作られている富士工業製のモーターでも、経年劣化は避けられません。
メンテナンスを検討するタイミングとしては、異音がし始めたときはもちろんですが、「吸い込みが弱くなった気がする」と感じたときもチェックが必要です。
モーターを動かすための「進相コンデンサ」という部品が劣化すると、回転数が落ちて本来の排気性能を発揮できなくなることがあります。
また、10年を過ぎるとメーカーの部品保有期間が終了し始めるため、完全に壊れてから直そうと思っても「部品がなくて本体ごと交換するしかない」と言われてしまうケースも多いんです。
| 使用年数 | 主な状態 | 推奨されるアクション |
| 1〜5年 | 正常稼働(汚れのみ) | 定期的なシロッコファンの清掃 |
| 5〜10年 | 異音の予兆、回転の低下 | 専門業者による点検、早期清掃 |
| 10〜15年 | 異音発生、ベアリング摩耗 | モーター交換の検討 |
| 15年以上 | 全般的な老朽化 | レンジフード本体の交換を推奨 |
経済産業省でも、長期間使用した家電製品の火災事故などを防ぐため「設計上の標準使用期間」の表示を義務付けていますが、換気扇もその対象の一つです。
もし皆さんの家のレンジフードが設置から10年を超えているなら、一度しっかりとした点検を行うのが、家族の安全を守るためにも大切かなと思います。
(参照:経済産業省「長期使用製品安全表示制度」)
適合する型番90233661の確認と補修部品の入手方法
富士工業のレンジフード(BDRシリーズなど)を修理する際、最も頻繁に登場するモーターの型番が「90233661」です。
これは深型レンジフードの「デファクトスタンダード」とも言える部品で、富士工業自社ブランドだけでなく、LIXILやクリナップ、タカラスタンダードといった大手メーカーのOEM製品にも幅広く採用されています。
自分の家のモーターがこれに該当するかどうかは、整流板とフィルターを外し、シロッコファンの奥に見えるモーター本体のラベルをスマホで撮影して確認するのが一番確実です。
この型番のモーターは、実は個人でもネットショップで購入することが可能です。
決して安くはないですが、業者に頼まず自分で手配するなら、これがベースのコストになります。
購入時には、コネクタのピン数(4ピンか5ピンか)や、アース線の処理などが自分の家の現物と同じか、しっかり画像で比較することをおすすめします。
ヤフオクやメルカリなどで中古品が数千円で売られていることもあります。
ただ、中古モーターは「以前、何年使われていたか」が不透明です。
取り付けてすぐにまた異音がし始めるリスクを考えると、苦労して交換する手間を考えれば新品を選んだほうが、結果的にコストパフォーマンスは高いかなと思います。
部品を自分で調達する際は、販売店が「初期不良対応」をしてくれるかどうかもチェックしておきましょう。
万が一、届いたモーターが不良品だった場合、一度取り付けようとした跡があると返品を受け付けてくれないショップもあるので注意が必要ですね。
自分でDIY修理する際の手順とベアリング交換の難易度
「自分で直して安く済ませたい!」というDIY派の方のために、モーター交換の基本的な流れを解説します。
まず準備として、コンロの上に厚手の段ボールなどを敷いて養生してください。ネジや油の塊が落ちてコンロを傷つけるのを防ぐためです。
その後、電源プラグを抜き、フィルターと「ベルマウス」を外します。そして最大の難所、シロッコファンの取り外しです。
中心のネジは「逆ネジ」になっていることが多いので、ゆるむの矢印をよく見て回してくださいね。
ファンが外れたら、モーターを固定している4本のネジを外せばユニットごと摘出できます。
あとは新しいモーターを逆の手順で付けるだけ。
作業自体は「ユニット交換」なら中級レベルのDIYです。
しかし、さらに踏み込んでモーター内部のベアリングだけを交換するとなると、難易度は一気に跳ね上がります。
軸に圧入されているピンを叩き出したり、ギアプーラーを使ってベアリングを引き抜いたりと、特殊な工具と経験が求められます。
失敗して軸を曲げてしまうと、そのモーターはゴミになってしまいます。
シロッコファンの掃除で解決しない振動トラブルの対処法
「レンジフードがガタガタ震えるから、必死に掃除したのに直らない!」という声をよく聞きます。
確かに掃除は基本中の基本ですが、実は「中途半端な掃除」がかえって振動を悪化させることもあるんです。
例えば、ファンの羽根の一部だけ油が取れて、反対側に油が残ったままだと、回転のバランスがさらに崩れてしまうからですね。
もし掃除で振動を直したいなら、全ての羽根の汚れを均一に、完璧に落とし切る必要があります。
それでも直らない場合、原因は汚れではなく「物理的な変形」や「摩耗」にあります。
長年バランスが悪い状態で回し続けたことで、モーターのシャフト(軸)自体がわずかに曲がってしまったり、軸受の穴が広がってしまったりしている状態です。
こうなると、どんなに綺麗に洗っても振動は止まりません。
また、ダクト(排気管)の途中に鳥の巣ができていたり、外の逆風防止ダンパーが固着して閉まったままだったりすると、排気の負荷が強すぎてモーターが異常な唸り声を上げることもあります。
- シロッコファンの羽根に曲がりや歪みがないか
- ファンを固定するスピンナーがしっかり締まっているか
- モーターの取付ネジが緩んでいないか
- 外の排気口(ベントキャップ)が詰まっていないか
これらのチェックを行ってもダメなら、もはや素人の手に負える範囲を超えています。
「掃除してもダメなら部品の限界」と割り切って、次のステップ(交換または業者依頼)へ進むことが、問題を長引かせないコツかなと思います。
無理に使い続けると、振動でレンジフードの筐体自体が歪んでしまい、修理代が高くつくこともあるので注意してくださいね。
富士工業のレンジフードのモーター交換を業者に依頼する費用

DIYの限界を感じたときや、何より「安全に、確実に直したい」と思うときは、プロの出番です。
レンジフードは高所での作業ですし、重い部品を扱うため、慣れていないと怪我のリスクもあります。
ここからは、業者に依頼した際の具体的な費用感や、選ぶべき選択肢について見ていきましょう。
- 自分で交換するメリットと失敗した際のリスク
- 修理費用相場と最新型DCモーター搭載機種への交換
- 電気工事士の資格が必要な直結式配線の注意点
- 富士工業公式の修理受付と出張点検サービスのメリット
- 安心の富士工業サービスでレンジフードのモーター交換を
自分で交換するメリットと失敗した際のリスク
自分でモーター交換を行う最大のメリットは、やはり費用の節約です。
業者に頼めば技術料や出張費で1.5万円〜2.5万円ほど上乗せされますが、自分でやれば部品代(約3.5~4万円)だけで済みます。
浮いたお金で美味しいものを食べに行けますよね。
また、自分の家の構造を詳しく知ることができるので、次回のメンテナンスが楽になるというメリットもあります。
しかし、その裏には決して小さくないリスクが潜んでいます。
まず一番怖いのが、作業中の事故です。
レンジフードの内部は板金の切り口が鋭利になっており、素手で作業すると深い切り傷を負うことがよくあります。
また、数kgあるモーターを片手で支えながらネジを回す作業は意外と重労働で、うっかり落としてしまうと下のIHクッキングヒーターやガラストップを粉砕してしまう恐れがあります。その修理代はモーター交換代の比ではありません。

さらに「配線のミス」も重大なリスクです。
コネクタがしっかり刺さっていなかったり、余った配線がファンの回転部に接触して断線・ショートしたりすると、火災の原因にもなりかねません。
これらのリスクを自分一人で背負えるかどうか、作業前に一度冷静に考えてみる必要があるかなと思います。
修理費用相場と最新型DCモーター搭載機種への交換
専門業者にモーター交換を依頼した場合、一般的な費用の内訳は以下のようになります。
あくまで目安ですが、予算を立てる参考にしてくださいね。
地域や業者によって多少前後しますが、総額で3.5万円から5万円程度になることが多いようです。
| 項目 | 費用の目安 | 備考 |
| モーター部品代 | 20,000円〜30,000円 | 富士工業純正品の場合 |
| 技術料・工賃 | 10,000円〜20,000円 | 作業内容や難易度による |
| 出張費 | 3,000円〜5,000円 | 遠方の場合は加算されることも |
| 合計 | 33,000円〜55,000円 | 税込みの概算 |

ここで考えたいのが、修理ではなく「本体ごとの交換」です。
もしレンジフードが15年以上経過しているなら、5万円かけてモーターだけ直しても、すぐに基板やスイッチが壊れる可能性があります。
最新のレンジフードはDCモーターを採用しており、消費電力が従来のACモーターの半分以下だったり、ファンの掃除が10年不要なモデル(オイルスマッシャー機能など)もあります。
交換費用は10万円〜20万円ほどかかりますが、毎月の電気代や掃除の手間、そして今後の安心を考えれば、リフォームという選択肢も十分アリかなと思います。

電気工事士の資格が必要な直結式配線の注意点

これはDIYを考えている方に最も強くお伝えしたいことなのですが、レンジフードの電源接続方法には「プラグ式」と「直結式」の2種類があります。
幕板を外してみて、壁のコンセントにプラグが刺さっているタイプなら、自分で抜き差しして交換しても問題ありません。
しかし、壁から出ているVVFケーブルが直接本体の端子台に繋がっている「直結式」の場合、その配線を扱うには「第二種電気工事士」以上の国家資格が法律で義務付けられています。
「たかが2本の線を繋ぎ変えるだけじゃないか」と思うかもしれませんが、この接続が甘いと接触抵抗が増えて発熱し、壁の中や本体から出火する火災事故につながるんです。
無資格者が工事を行い、万が一火災が起きた場合、火災保険が適用されないリスクもあります。
自分の家の配線を確認して、もしプラグが見当たらなかったら、それは「プロに任せなさい」という法律からのメッセージだと思って、無理をせず有資格者のいる業者に依頼してくださいね。
ちなみに、古い住宅だとアース線が繋がっていないことも多いですが、水回りであるキッチンでは感電防止のためにアース接続は非常に重要です。
業者さんに頼めば、そういった安全面のチェックも一緒に行ってもらえるので安心ですよ。
富士工業公式の修理受付と出張点検サービスのメリット

「どこの業者に頼めば安心か」という問いに対して、私なりの答えは「まずは富士工業の公式サービスを検討すること」です。
街の便利屋さんやリフォーム会社もいいですが、メーカー公式の強みは圧倒的な「製品知識」と「純正部品の確実性」にあります。
富士工業の製品を知り尽くしたサービスマンが来るので、異音の原因を一瞬で見抜いてくれますし、作業後の動作保証もしっかりしています。
また、富士工業の公式サイト(FUJIOH)では、修理だけでなく「レンジフードの交換工事」も受け付けています。
古いモデルのモーターが既に生産終了していたとしても、今の枠にピッタリ合う後継機種を提案してくれるので、あちこちのメーカーを調べる手間が省けます。
特に、自分で型番を調べて部品を発注して…というプロセスが面倒に感じる方や、忙しくて時間がない方にとっては、公式の窓口一つで全て完結するのは大きなメリットかなと思います。
正確な見積もりや対応エリアについては、ぜひ公式の専用ページから確認してみてくださいね。
メーカー公式に頼むメリット
- 100%純正部品を使用するので互換性の心配がない
- 製品特有のクセや弱点を熟知している
- 万が一の作業ミスに対する補償がしっかりしている
- 最新機種への交換見積もりも同時にスムーズに行える

安心の富士工業サービスでレンジフードのモーター交換を
さて、ここまで富士工業のレンジフードにおける異音の正体から、モーター交換の具体的な方法、そして費用相場まで詳しく見てきました。
結論として、私が皆さんに伝えたいのは、「異音を放置するのは、結果的に一番コストが高くつく」ということです。
最初は小さな「キュルキュル」という音でも、放置すればモーターが全損し、最悪の場合は火災や周辺設備の破損を招きます。
DIYで挑戦するのも一つの道ですが、10年、15年と家族の食卓を支えてきた大切な設備です。
これからも長く、安全に使い続けたいと思うのであれば、信頼できるプロの手で富士工業のレンジフードのモーター交換を行ってもらうのが、最終的には一番納得感のある解決策になるのではないでしょうか。
特に、電気工事が絡む場合や高所作業に不安がある方は、無理をせず公式サービスの力を借りてください。
プロの確実な仕事によって、あのうるさかった異音が消え、吸い込みが復活したときの快適さは格別ですよ!

富士工業の公式修理・交換工事に関する詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。まずは今の状況を相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
富士工業公式:レンジフード交換・工事サービスの詳細はこちら
正確な修理費用や対応可否については、お使いの製品型番を控えた上で公式サイトにてご確認ください。
皆さんのキッチンの空気が、再び清々しくなることを応援しています!
こんにちは。ハンド&パワーツール研究室、運営者のRABIでした。
また次回のメンテナンス記事でお会いしましょう!


















