レンジフード交換の教科書と題されたスライド。掃除が大変で圧迫感のある古いキッチンと、×印のイラスト。
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こんにちは。ハンド&パワーツール研究室、運営者のRABIです。

キッチンの掃除で一番気が重い場所といえば、間違いなくレンジフードですよね。

長年の油汚れでベトベトになったファンを見るたびに、見なかったことにしてそっと蓋を閉じる……なんて経験、私だけじゃないはずです。

最近のレンジフードは本当におすすめで、驚くほど進化しています。

面倒なフィルター掃除が不要なタイプや、自動で洗ってくれる機能がついたものなど、各メーカーから魅力的なモデルがたくさん出ているんです。

でも、いざ交換しようと思うと、プロペラファンからシロッコファンへの工事はどうするのか、費用や相場はどれくらいなのか、悩みますよね。

この記事では、私が調べた最新情報をもとに、失敗しない選び方やおすすめの機種について詳しく解説していきます。

びっしりと茶色い油汚れがついた金網フィルターのアップ写真と、歯ブラシと洗剤の画像。
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👍この記事でわかること
  • 最新レンジフードの掃除が楽になる機能や構造の違い
  • 失敗しないメーカー選びとおすすめの人気モデル
  • マンションや戸建てにおける交換費用の相場と工事内容
  • DIYでの交換リスクと信頼できる業者の選び方

失敗しないレンジフードのおすすめの選び方

レンジフードの交換なんて、人生でそう何度も経験することじゃないですよね。

だからこそ、「何を選べばいいのかさっぱり分からない」という方も多いと思います。


単に空気を吸い込むだけならどれも同じに見えますが、実は構造や機能によって、その後の「掃除の手間」が天と地ほど変わってくるんです。

まずは、後悔しないために知っておくべき基本的な選び方のポイントを押さえておきましょう。

  • プロペラやブーツ型とスリム型の違いを解説
  • 人気メーカーの特徴や機能の違いを徹底比較
  • 掃除しやすい掃除不要な機能の実力と評判
  • 加熱器との連動?だけじゃないAIエコナビの実力
  • マンション等の交換費用や相場の目安
  • シロッコファンへの交換と工事内容の解説

プロペラやブーツ型とスリム型の違いを解説

左からプロペラ型換気扇、黒いブーツ型レンジフード、シルバーの最新スリム型レンジフードが並び、掃除のしやすさが進化していく様子を示した図。
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レンジフードを選ぶときにまず直面するのが、「形」の違いです。

大きく分けて昔ながらのタイプと、最新のトレンドタイプがあります。

ここを間違えると、キッチンの見た目だけでなく、日々の使い勝手にも大きく影響してくるんですよね。

まず、古いお宅でよく見かけるのが「プロペラ型」。いわゆる換気扇ですね。

壁に直接プロペラが付いているタイプで、構造は単純ですが、外の風の影響を受けやすく、気密性の高い現代の住宅にはあまり向いていません。

次に、多くの家庭で普及しているのが「ブーツ型(深型)」です。

大きなフードがブーツのような形をしていて、煙を集める能力は高いんですが、最大の難点は「掃除がとにかく大変」なこと。

必ず金網のようなフィルターが付いていて、その奥にあるファンも油でギトギトになりがちです。

そして今、最もおすすめなのが「スリム型(スマート型)」です。

スリム型のメリット
  • 凹凸が少ないフラットなデザインで圧迫感がない
  • ノンフィルターなど掃除が楽な機能が充実している
  • 見た目がスタイリッシュでキッチンがおしゃれになる

最近のリフォームでは、このスリム型を選ぶのがほぼ常識になりつつあります。

掃除のしやすさを最優先するなら、迷わずスリム型を検討してみてください。

人気メーカーの特徴や機能の違いを徹底比較

国内のレンジフード市場には、いくつかの主要メーカーが存在しますが、実のところ、製造メーカーは、おおむね富士工業(FUJIOU)とパナソニックの2社になります。

富士工業は、多くのキッチンメーカーやガス機器メーカーに製品を供給(OEM)していることがわかります。

パナソニックのキッチンを選ばない限り、あなたの家の換気扇は高確率で富士工業製ですよ。

LIXILもTOTOも中身は同じ?レンジフード業界の裏側

円グラフ。富士工業(FUJIOH)が60%、パナソニックが20%、その他が20%。LIXILやTOTOの中身も富士工業製であるという解説付き。
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国内レンジフード「製造」シェア(誰が作っているか)

国内で流通しているレンジフードの約6割は、実は「富士工業」という1社のメーカーによって作られています。

順位製造メーカーシェア実態
1位富士工業 (FUJIOH)約60%圧倒的シェアNo.1。多くのキッチンメーカーの中身はココ。
2位パナソニック約20%自社キッチン向けに製造。独自技術(エコナビ等)を持つ。
3位以下三菱電機・渡辺製作所 等約20%賃貸用、取替用、特殊オーダー品などでシェアを持つ。
キッチンブランド別「中身の正体」リスト

カタログに載っているメーカー(販売元)と、実際に作っているメーカー(製造元)の関係表です。

販売ブランド中身の製造元(OEM)備考
LIXIL富士工業主力商品のほとんどが富士工業製
クリナップ富士工業 / パナソニック「洗エール」以外は主に富士工業製
タカラスタンダード富士工業 (機関部)ファンやモーターは富士工業製を採用
パナソニックパナソニック / 富士工業自社製が中心だが、一部グレードで富士を採用
TOTO富士工業「ゼロフィルターフード」等は富士工業製
リンナイ (AirPRO)富士工業製造は全て富士工業

主要メーカーの特徴を深堀り

国内シェアNo.1のレンジフード専門メーカーである「富士工業(FUJIOH)」ですが、「空気のプロ」だけあって、汚さない技術や換気性能、耐久性は折り紙付きです。

次に「パナソニック(Panasonic)」。こちらは家電メーカーらしく、センサー技術や省エネ機能に強みがあります。

調理物の温度を検知して自動で風量を調整する「AIエコナビ」などは、パナソニックならではの機能ですね。

そして「リンナイ(Rinnai)」「ノーリツ(Noritz)」といったガス機器メーカーも、ガスコンロとの連動機能や、レンジフードとの色あいを統一できるなどの利点があります。

メーカー主な特徴おすすめポイント
富士工業シェアNo.1の専門技術換気性能と耐久性が抜群。汚さない技術が凄い。
パナソニックセンサーと省エネ賢く運転して電気代を節約したい方向け。
リンナイガス機器との連携コンロとセットでコーディネートしたい方に。

個人的には、餅は餅屋ということで、換気扇の心臓部を知り尽くしている富士工業の製品が頭一つ抜けている印象を持っています。

掃除しやすい掃除不要な機能の実力と評判

レンジフードの掃除機能を3段階で解説した図。標準的なノンフィルター、お湯で洗う自動洗浄、油を弾くオイルスマッシャーの比較。
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「レンジフード=年末の大掃除で一番触りたくない場所」という常識は、最新のテクノロジーによって完全に過去のものになりつつあります。

かつては、油で目詰まりした金網フィルターを歯ブラシでゴシゴシ擦り、強力洗剤で手が荒れる……というのが恒例行事でしたが、現在はメーカー各社がこの「清掃性」を巡って熾烈な技術競争を繰り広げているのです。

ここでは、単なるカタログスペックではなく、実際に「どれくらい掃除が楽になるのか?」という実用性の観点から、主要な4つの技術トレンドを深掘りしていきます。

1. ノンフィルター(フィルターレス)構造

フィルターレスレンジフードの仕組みを説明している画像
出典:富士工業(FUJIOH)

現在の中級機以上で標準装備となりつつあるのが、この「ノンフィルター」です。

その名の通り、あの面倒な金属フィルターを撤廃した構造です。

なぜ油が取れるの?

「フィルターがないと油がそのままファンに付くのでは?」と不安になりますよね。

実は、整流板にぶつかって空気の流れが急激に変わるときに、重たい油分だけが振り落とされる「慣性衝突」や、高速回転しているシロッコファンに付着した油を「遠心分離」の原理を利用して、オイルガードへ滴下回収しているんです。

掃除する部品は多いですが、どれもフラットな形状で、油が取れやすくコーティングされていることが多いため、サッとひと拭きで完了します。

金網の網目を洗う苦行から解放されるだけで、家事の負担は劇的に軽くなります。

2. 自動洗浄機能

FUJIOHの自動洗浄機能のしくみをわかりやすく図解で説明している。
出典:富士工業(FUJIOH)
   出典:FUJIOH 機能紹介ムービー 『自動洗浄』

「そもそもファンを触りたくない」というニーズに応えたのが、「自動洗浄機能」です。

使い方は非常に未来的です。

  1. 給湯トレイに40〜45℃のお湯をセットする。
  2. 洗浄ボタンを押す。
  3. 約10分後、汚れた水が排水トレイに溜まるので捨てる。

これだけで、ファンを取り外してのつけ置き洗いという最もハードな作業を機械が代行してくれます。

「機械の中を水が流れる」という構造には驚かされますが、定期的にボタンを押すだけで換気能力を維持できるのは大きなメリットです。

3. オイルスマッシャー(汚さない技術)

出典:富士工業(FUJIOU)
FUJIOHのオイルスマッシャーのしくみをわかりやすく図解で説明している。
出典:富士工業(FUJIOH)

そして、私が個人的に「構造として最も理にかなっている」と感心したのが、富士工業(およびリンナイOGRシリーズ)の「オイルスマッシャー」技術です。

 出典:FUJIOH 機能紹介ムービー 『オイルスマッシャー』

自動洗浄が「汚れたものを洗う」アプローチなら、こちらは「そもそも汚さない」という逆転の発想です。

自宅で10年前から使用しています。

毎年年末に掃除していますが、ファン手前の部品3点(整流板・オイルトレー・オイルスマッシャー)も簡単に取り外しでき、よごれも簡単に落ちます。

ネット上の口コミや評判を調べてみても、「本当にファンの掃除がいらなくなった」「油汚れが内部に入り込まないから安心」といった声が多く見られます。

価格は少し高めですが、あのベトベト汚れと格闘する時間から解放されるなら、投資する価値は十分にあると思います。

まさに「家事の時短」を叶える最強のツールと言えるでしょう。

メカニズムの凄さ

レンジフードの入り口で、ディスクが高速回転しています。入ってきた油煙に含まれる油は、このディスクに衝突し、遠心力で弾き飛ばされてオイルトレーに回収されます。その結果、さらに奥にあるファン内部への油の侵入を約90%もカットできるのです。

内部のファンに油がほとんど到達しないため、メーカーは「10年間ファン掃除不要」という驚異的なキャッチコピーを掲げています。

4. 表面処理(コーティング)の進化

親水系コーテイング図解
出典:富士工業(FUJIOH)

構造だけでなく、素材の表面処理も進化しています。

  • 親水性コーティング: クリナップの「美コート」などが有名。水が油の下に入り込む性質を利用し、水洗いだけで油汚れが浮き上がります。
  • 撥油性コーティング: 富士工業の「ファンシークリーン」など。フッ素加工のように油を弾くため、拭き取りが非常に軽くなります。

結論として、「定期的に拭く習慣がある人」にはノンフィルターで十分ですが、「とにかく内部の掃除をしたくない、放置したい人」には、物理的に油をブロックするオイルスマッシャー搭載機が、現時点で最強のソリューションだと言えるでしょう。

加熱器との連動?だけじゃないAIエコナビの実力

富士工業のレンジフードに、対抗できるとすれば、それは、パナソニックの「AIエコナビ」だと思います。

家電メーカーである強みは、長年培ってきたセンサー技術と省エネ技術です。

ここでは、加熱器の状況により自動で運転するレンジフードの機能に関して触れていきたいと思います。

一般的な加熱器(ガスコンロ、IHヒータ)連動機能は、加熱器からの火力(強・中・弱)信号を受け取り、レンジフードの風量を同じ(強・中・弱)にするものです。

更にステップアップして、調理物の温度をセンサで検知し、調理状況に合わせて自動で風量を最適化する機能があります。

富士工業は、風量おまかせ運転、パナソニックは、AIエコナビといっています。

コンロの火力は強でも、コンロ上はまだ熱くないとセンサーが判断し、最初は「弱」で静かに運転します。食材を入れて温度が上がったら自動で強める。といった具合です。

これにより、無駄な電力消費を抑えるだけでなく、冬場に暖房で温めた室内の空気を過剰に排出することを防ぎ、空調効率を高めるというメリットもあります。

パナソニックと富士工業とで、センサ方式の微妙な違いにより、弱点の違いもあります。

パナソニックと富士工業の風量調整機能の弱点を比較している
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パナソニックそれとも富士工業?どちらを選ぶ?
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AIエコナビ・風量おまかせ運転の省エネ効果は?

 ここでは、実際にどのくらいの省エネ効果があるか試算してみようと思います。

従来機種(ACモーター)と新機種1(DCモーター/AIエコナビなし)と新機種2(DCモーター/AIエコナビあり)の3機種を比較します。

棒グラフによる電気代比較。基準のACモーターに対し、DCモーター+AIエコナビ搭載機は約53,500円の節約になることを示した図。
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比較項目従来機種AIエコナビ なしAIエコナビ あり
モーター種類ACモーターDCモーターDCモーター
運転モード強・弱 (手動)強・中・弱 (手動/連動)風量自動調整 (AI制御)
省エネ率基準 (0%)約 50% 削減約 85% 削減
年間電気代 (目安)約 6,300円約 3,200円約 950円
10年間節約電気代基準(0円)マイナス約31,000円マイナス約53,500円
本体価格差(目安)基準(0円)プラス約62,000円プラス約74,000円
操作の手間毎回スイッチを押すコンロ連動でON/OFFは自動
風量は自分で切替
完全におまかせ
音 (静音性)大きい静か非常に静か
(低速運転が多いため)
おすすめな人とにかく初期費用を
安く済ませたい人
運転音は静かにしたいが
高機能までは不要な人
10年間の総コストを下げたい
操作を楽にしたい人

※上記は以下の条件に基づく概算です。

  • 算出基準: 日本電機工業会自主基準
  • 使用条件: 4人家族の標準的な1日の調理メニュー(朝・昼・夕)を想定
  • 電気料金単価: 31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安)で計算
  • DCモーター単体の一般的な省エネ効果(AC比で約50%減)として試算。

AIエコナビのもう一つの独自機能

パナソニック AIエコナビには、もう一つの独自機能として、「学習機能」があります。

加熱器温度に対して手動で風量調整したことを常に学習しているのです。

「このユーザーは、この料理の時にもっと強く吸いたいんだな」というユーザーの好みを学習して風量調整します。

【自動運転 レンジフードの機能】
  • 加熱器連動:加熱器と同じように運転する
  • 風量おまかせ運転(AIエコナビ):温度により風量調整する
  • AIエコナビ独自:ユーザー好みの風量に調整する

マンション等の交換費用や相場の目安

いざ交換するとなると、気になるのがお値段です。

レンジフードの交換にかかる費用は、「本体価格」+「工事費」+「処分費など」の合計になります。

一般的な相場としては、総額で4万円〜25万円(税込)くらいが目安になります。

  • 安さを重視(4〜12万円): ブーツ型やシンプルなスリム型。機能は最低限。
  • コスパ重視(12〜18万円): ノンフィルターのスリム型。掃除がしやすく一番人気。
  • 機能重視(18〜25万円): 自動洗浄やオイルスマッシャー搭載の最上位モデル。

マンションの場合、梁(はり)があったり、排気ダクトの取り回しが複雑だったりすると、追加の部材費がかかることがあります。

安さだけで選ぶと後悔も?

初期費用を抑えようとして安いブーツ型を選ぶと、毎年の掃除の手間はずっと続きます。

10年以上使うものですから、数万円の差なら、掃除が楽なモデルを選んだほうが長い目で見ればコスパが良いかもしれません。

シロッコファンへの交換と工事内容の解説

ステップ1:プロペラファンの取り外し、ステップ2:専用リニューアル部材で開口部を塞ぐ、ステップ3:ダクトを接続し本体を設置する流れのイラスト。
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築年数が経過した戸建て住宅にお住まいの方から、「うちは昔ながらのプロペラ換気扇(紐を引くとブーンと回るタイプ)だけど、最新のおしゃれなレンジフードに変えられるの?」という質問をよくいただきます。

結論から申し上げますと、間違いなく交換可能です。

実は、リフォーム市場において「プロペラファンからシロッコファンへの交換」は非常に需要が高く、確立された工事手法が存在します。

ここでは、なぜシロッコファンへの移行が推奨されるのか、そして具体的にどのような工事が行われるのかを解説します。

シロッコファンが「業界標準」な理由

現在、新築のマンションや戸建てで採用されるレンジフードのほぼ100%が「シロッコファン」です。

  • プロペラファン(軸流送風機): 扇風機と同じ原理。風量は多いが、外の風(向かい風)に弱く、気密性の高い家では排気能力がガクンと落ちます。
  • シロッコファン(遠心送風機): たくさんの羽根がついた水車のような筒が回転します。空気を「押し出す力(静圧)」が非常に強いため、ダクトを通して遠くまで排気でき、外風の影響も受けにくいのが特徴です。

現代の住宅は気密性が高いため、プロペラファンでは空気をうまく外に出せないことが多いのです。

シロッコファンに変えることで、安定した換気が可能になり、冬場の冷たい隙間風や、外からの虫の侵入も大幅に軽減できます。

交換工事の具体的なプロセス

では、壁に穴が空いているだけのプロペラファンを、どうやってダクト式のシロッコファンに変えるのでしょうか? ここで活躍するのが「リニューアル部材キット(変換アダプター)」という専用パーツです。

【工事のステップ
  1. 撤去: 既存のプロペラファン本体と枠を取り外します。壁には四角い開口部(30cm×30cm程度)が残ります。
  2. 塞ぐ・変換: その四角い開口部に、不燃材でできた「リニューアル部材」を取り付けます。これは「四角い穴を塞ぎつつ、中央に丸いダクト接続口を作る」ためのアダプターです。
  3. ダクト接続: アダプターの接続口と、新しいレンジフード本体を「アルミフレキシブルダクト(ジャバラ管)」で繋ぎます。
  4. 本体設置: レンジフード本体を壁面に固定し、幕板でダクト部分を隠して完了です。

費用と注意点について

この工事を行う場合、通常の交換工事(シロッコからシロッコへ)と比較して、以下の点が異なります。

追加コストと資格の壁
  • 部材費: リニューアル部材キット代として、1万〜1.5万円程度が追加になります。
  • 電気工事: プロペラファンはコンセント式が多いですが、最新のレンジフードは電源直結式の場合があります。その際、配線を加工して接続するための電気工事士の資格が必須となります。

「キットを買えば自分でもできるのでは?」と考えるDIY愛好家の方もいるかもしれませんが、壁内の下地強度の確認や、消防法に基づいたダクトの不燃処理、そして電気配線など、専門知識がないと火災リスクに直結する作業が含まれます。

見た目が劇的にスタイリッシュになり、掃除も楽になるリフォームですが、安全を確保するためにも必ずプロの業者に依頼してください。

2026年版レンジフードのおすすめモデルと口コミ

コスパ最強の富士工業CLRL、デザイン重視のリンナイOGR、パナソニックユーザー向けDWAシリーズの製品写真と特徴紹介。
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  • 優先別におすすめ機種を深堀り
  • DIYでの交換は危険なためプロへ依頼する
  • 依頼先別の特徴(メリット・デメリット)
  • 依頼先別価格を徹底比較
  • 公式ストアでの購入と交換工事が安心な理由
  • 結論レンジフードのおすすめは富士工業一択

選び方のポイントが分かったところで、ここからは具体的に「どのモデルを選べばいいの?」という疑問にお答えしていきます。

2026年現在、市場で評価されているモデルを中心に、口コミやおすすめポイントを見ていきましょう。

優先別におすすめ機種を深堀り

 価格も気になりますが、必要な機能を追加したときの価格比較もしたいところですね。

ここでは、何を優先に選ぶかで個別におすすめ機種をリストアップしてみました。

1.価格で選ぶ(ブーツ型)

販売型式価格フィルターモーター特徴
富士工業BDR-3HL36,000円ありAC国内で最も普及している「ブーツ型シロッコファン」の代名詞的存在
富士工業BDRL-3HL40,000円ありACBDRシリーズの長寿命化対応モデル、LED照明搭載などのマイナーチェンジ版
ノーリツNFG*B0347,000円ありAC

2.価格で選ぶ(スリム型)

販売型式価格フィルターモーター特徴
パナソニックHZC549,200円ありAC5万円以下でスリム型レンジフード(整流板付)が手に入る。
リンナイTLR-3S-AP56,800円なしAC「ノンフィルター」という付加価値をプラス1万円程度(パナソニックHZC5との差額)で提供。
富士工業ASR-3A65,000円ありAC富士工業のスリム型レンジフードにおける「普及の主力」である。

3.省エネ性能で選ぶ

前項にもある通り、10年間で節約できる電気代は、旧来型のACモーター型に比べて、DCモーター型(31,000円)、AIエコナビ付き(53,500円)でした。

販売型式価格フィルターモーターその他機能特徴
パナソニックDE3109,800円なしDCAIエコナビ「AIエコナビ」搭載の上位モデル。調理センサーで風量を自動制御するDCモーター機。
リンナイXGR-REC-AP124,000円なしDC風量おまかせ運転フィルターレス、DCモーター、エコラン運転搭載のハイエンドモデル。
富士工業SER-ECC142,780円なしDCフィルターレス、DCモーター、エコラン運転搭載のプレミアムモデル。
パナソニックDWA5176,800円なしDCAIエコナビ・自動洗浄パナソニックの最上位「洗浄機能付き」モデル。パナソニック製キッチンユーザーにとっては、デザインと機能の整合性から第一選択肢となる。

4.オイルスマッシャー搭載で選ぶ

販売型式価格フィルターモーターその他機能特徴
富士工業CLRL-ECS134,795円なしDC風量おまかせ運転自動洗浄機能と同等性能を発揮し、10年間ファン清掃不要。自動洗浄品と比較すると、約2万~7万円安価である。コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっての最適解。
リンナイOGR-REC-AP194,800円なしDC風量おまかせ運転富士工業 CLRLのリンナイ版とも言えるが、デザインや操作系は独自。

5.自動洗浄搭載で選ぶ

販売型式価格フィルターモーターその他機能特徴
リンナイCLRL-ECS147,000円なしDC風量おまかせ運転・自動換気部屋の二酸化炭素濃度(CO2)が高くなると自動で換気を開始する「自動換気」機能あり。ストーブ使用時などの室内の空気環境も見守ってくれます。
パナソニックOGR-REC-AP176,800円なしDCAIエコナビパナソニックの最上位「洗浄機能付き」モデル。パナソニック製キッチンユーザーにとっては、デザインと機能の整合性から第一選択肢となる。
富士工業TAR-EC208,780円なしDC風量おまかせ運転・自動換気富士工業ブランドの頂点に位置するフラッグシップモデル。部屋の二酸化炭素濃度(CO2)が高くなると自動で換気を開始する「自動換気」機能あり。

いかがでしたか?どの機種か選べたでしょうか?

それでは、実際に設置する際の注意点などに触れていきます。

DIYでの交換は危険なためプロへ依頼する

落下する重りのイラストとSTOPマーク。重量による落下リスクや、消防法・電気工事士資格が必要な法的リスクについての警告。
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普段、ハンドツールやパワーツールを使ってDIYを楽しんでいる私ですが、レンジフードの交換に関しては、DIYをおすすめしません。

理由は大きく2つあります。

  1. 落下事故のリスク: レンジフードは15kg〜20kgほどの重量があります。これを不安定な姿勢で支えながら、正確にビス止めするのは一人では極めて困難で危険です。もし調理中に落下したら大事故に繋がります。
  2. 電気工事の資格: 電源がコンセントではなく直結されている場合や、アース工事が必要な場合は、「電気工事士」の資格が必要です。無資格での作業は法律違反になるだけでなく、火災の原因にもなります。

「工賃を浮かせたい」という気持ちは痛いほど分かりますが、安全と安心はお金に代えられません。

ここはおとなしくプロにお任せするのが正解です。

依頼先別の特徴(メリット・デメリット)

依頼先ごとの価格とメリット・デメリットをまとめた比較表。メーカー直販は価格は定価寄りだが知識と施工が完璧であると評価。
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では、どこに頼めばいいのか?という話ですが、レンジフードの交換・施工を依頼できる主な業者の種類(ホームセンター、家電量販店、リフォーム会社、ガス会社、ネット通販・工事マッチングサイト、メーカー直販など)、それぞれの一般的な価格、メリットとデメリットを比較します。

1.家電量販店(ヤマダ電機等)

  • 明朗会計: 標準工事費込みのパッケージ価格設定。費用感が掴みやすい。
  • 店舗で実物を見ながら相談できる安心感がある。
  • 施工品質のバラつき: 下請け業者施工。当日担当者の技量に依存。
  • 対応範囲の制限: 標準工事に含まれないイレギュラーな工事(ダクト位置の大幅な変更や、壁下地の大掛かりな補修など)が発生した場合、対応不可とされるか、高額な追加費用が発生するリスク。

2.ホームセンター(カインズ・コーナン等)

  • 圧倒的な価格競争力: 特にプロペラファンやシンプルなブーツ型シロッコファンの交換において、本体価格・工事費ともに市場最安値クラスを提示することが多い。カインズのリフォームパックでは、標準工事費込みで 84,800円(税込)〜 という低価格ラインナップが存在する。
  • 身近なアクセス: 日用品の買い出しついでに見積もり依頼ができる利便性。
  • ハイエンド提案の弱さ: 高機能機種(自動洗浄機能付きや省エネモーター搭載機)の展示や知識が乏しい傾向にある。
  • 「とりあえず交換」の域を出ない: キッチン全体の換気計画や、デザイン的な収まり(幕板の調整など)において、きめ細やかな提案が期待しにくい。

3.ガス会社(東京ガス・地域LPガス供給会社)

  • 絶対的な信頼性と安全性: ガス機器の点検で日常的に顧客と接点を持っており、施工における防火対策(消防法遵守)やガス管周りの処理において最も信頼性が高い。
  • コンロとの同時施工: ビルトインコンロとレンジフードを同時に交換する場合、連動設定(コンロ点火と同時に換気扇が回る機能)の確実な動作保証が得られる。
  • 高コスト体質: 機器の値引き率が低く、工事費も基本工事費だけで 38,500円〜48,400円(税込)と高めに設定されている。
  • 選択肢の限定: 提案される機器は基本的にそのガス会社のブランド(中身はリンナイやノーリツ、富士工業製)に限られ、デザインや機能の選択肢が狭まる傾向がある。

4.リフォーム専門店・ネット通販(交換できるくん等)

  • コストパフォーマンスと専門性の両立: 中間マージンをカットしつつ、水回り・設備交換に特化しているため、施工実績が豊富である。「追加料金なし」の見積もりシステムを採用している業者が多く、安心感がある。
  • 比較検討の容易さ: Webサイト上で各メーカーの機能や価格を横並びで比較でき、ユーザー主導で機器を選定できる。
  • 写真判定の限界: 壁裏の腐食や特殊な配線状況など、写真では見えない部分は当日の判断となり、稀に対応困難なケースが発生するリスクがある。
  • エリアの限定: 都市部はカバーしているが、地方部では対応エリア外であったり、出張費が加算されたりする場合がある。

5.メーカー直販・認定施工店(富士工業)

  • 自社専門部材による完璧な施工と長期保証。価格は高めだが失敗がない。
  • 製品知識の深さ: 自社製品の特性、施工上の注意点、最適な部材選定において右に出る者はいない。
  • 価格: 一般的にリフォーム店や量販店よりも高額になる傾向がある。
  • 他社製品への排他性: 当然ながら、そのメーカーの製品しか選ぶことができない。

依頼先別価格を徹底比較

ここでは、施工依頼先別のおおよその費用感を比較します。

依頼先主な依頼先例プロペラ/ブーツ型スリム型 標準スリム型 高機能
自動洗浄・オイルスマッシャー・AIエコナビ
1.家電量販店ヤマダ電機等4~6万円9~15万円18~25万円
2.ホームセンターカインズ・コーナン等4~8万円8.5~15万円15~20万円
3.ガス会社東京ガス・地域LPガス供給会社15~18万円20~26万円
4.リフォーム専門店・ネット通販交換できるくん等6~8万円9から13万円14~19万円
5.メーカー直販富士工業(FUJIOU)13万円~14.3万円~22.5万円~

公式ストアでの購入と交換工事が安心な理由

では、どこに頼めばいいのか?という話ですが、私がおすすめするのは「メーカー直販のオンラインストア」です。

特に富士工業は「フジオーショップ」という公式直販サイトを運営しており、ここで製品購入から交換工事まで一括で依頼することができます。

  • プロによる機種選定写真を送るだけで、あなたの家に最適なモデルをプロが提案します。
  • メーカー認定の確実な施工メーカー公認の業者が伺うため、設置クオリティが保証されます。
  • 法令遵守の安全工事不燃処理など、目に見えない安全基準もしっかりクリアします。
  • 独自開発の高耐久ダクトアルミジャバラは不使用。安全で見た目も美しい配管を実現。
  • 追加費用のない見積もり保証当日に追加工事が発生しても、見積もり金額は変わりません。
  • 月額3,300円〜の分割払いサブスク感覚の月々払いで、初期費用を抑えて導入可能です。
工事申込み限定特典
  1. 通常の1年保証に加え、更に4年の長期保証。
  2. ファンやフィルターなどの交換部品、レンジフードのお掃除グッズが15%OFF。
  3. フジオーショップ工事紹介により6,000円相当のギフトカタログをプレゼント!

ホームセンターや一般のリフォーム店も良いですが、レンジフードという専門性の高い機器だからこそ、作ったメーカーに直接頼める安心感は大きいですよね。

結論レンジフードのおすすめは富士工業一択

まとめスライド。シェアNo.1の信頼性、汚さない技術、無料見積もりアクションへの誘導メッセージ。
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ここまで色々と解説してきましたが、結論として私が最もおすすめするのは、やはり富士工業(FUJIOH)のレンジフードです。

業界No.1の技術力が生み出した「オイルスマッシャー」は、日々のストレスを劇的に減らしてくれます。

そして、その性能を100%発揮させるためには、確実な設置工事が不可欠です。

もし今、レンジフードの交換を検討しているのであれば、まずは富士工業の公式販売サイトをチェックしてみてください。

写真を送るだけで無料で見積もりが取れるので、自分のキッチンに合うモデルや費用の目安を知るだけでも、大きな一歩になるはずです。

\ 写真を送るだけ。プロが「あなたに最適な一台」を提案します。 /

快適なキッチン環境を手に入れて、あの大変な掃除から解放されましょう!

 

レンジフードは10年選手。目先の価格より10年後の快適さと時間を選ぶことを推奨するRABIからのメッセージ。
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安全・規格・メーカー公式リンク集