このページは、DIY工具を安全に、そして正しく選ぶための一次情報(公式・公的・業界団体・メーカー公式)だけをまとめた「案内所」です。
迷ったら、ここで①安全情報 → ②規格(JIS) → ③メーカー公式の順に確認してください。これだけで「危険を避ける」「規格で裏どり」「正しい仕様を把握」が一気にできます。
このページでできること(かんたん3ステップ)
- 事故・リコール等の安全情報を公的機関で確認
- 規格(JIS)で製品の基準や用語を確認
- メーカー公式で取扱説明書・カタログ・純正アクセサリ等を確認
このページの使い方(最短ルート)
結論:まず「危険がないか」をチェック → 次に「規格で裏どり」 → 最後に「メーカー公式で仕様確認」。これが最短で最も安全な手順です。
STEP1:安全情報から確認
購入前・使用前に、リコール・事故・火災報告などがないかを見ます。型番・製品名で検索できるページを中心に紹介しています。
STEP2:規格(JIS)で裏どり
工具の名称や規格番号で検索し、用語・試験方法・要求事項などの「基準」を確認。レビューより信頼度が高い一次情報です。
STEP3:メーカー公式で最終チェック
取説・カタログ・互換・消耗品・充電池の注意事項などを公式で確認。特にバッテリーは必ず純正を基本にしましょう。
① 安全情報(事故・リコール・注意喚起)
まずはここ。危険・故障・火災・リコールの一次情報をチェックします。
NITE(製品事故・リコール情報)
ここでできること
- 製品事故の事例検索(製品名や型番で調査)
- リコールや注意喚起の一次情報の確認
使い方のコツ
- 型番のアルファベット・ハイフンも含めて入力(例:
TD172D
) - 複数候補が出る場合は、発売年や付属品情報で絞り込み
消費者庁(消費者安全)
ここでできること
- 重要な注意喚起・公表資料の確認
- 安全に関するガイドライン・行政処分情報の参照
使い方のコツ
- サイト内検索で「電動工具」「バッテリー」「リコール」などのキーワードを使用
- 公表日・更新日を必ずチェック(鮮度が重要)
国民生活センター
ここでできること
- 事故・トラブル事例、テスト結果、注意喚起の閲覧
- 生活者目線の解説で、具体的な対策を把握
使い方のコツ
- 「事故情報データバンク」「テスト結果」などのコーナーをチェック
- DIY・工具に限らず、周辺用品(延長コード、保護具)もあわせて確認
東京消防庁(リチウムイオン電池火災)
ここでできること
- リチウムイオン電池の火災に関する注意喚起・統計・事例の把握
- 充電・保管・廃棄時の注意ポイントを確認
使い方のコツ
- 充電池工具を使う人は必読。特に保管温度・充電環境のチェック
- 子ども・ペットのいる家庭での取り扱い対策も確認
厚生労働省(作業安全関連資料・PDF)
ここでできること
- 作業現場の安全資料やチェックリストの参照
- 安全衛生の基本手順を体系的に把握
使い方のコツ
- 用語が難しい場合は、重要部分(警告・注意・禁止)に絞って読む
- PDFはローカル保存して、必要なページに付箋(ブックマーク)を付けておくと便利
② 規格・基準(JIS)
「正しい呼び方」「試験方法」「適合条件」などの基準は、レビューやSNSよりも信頼できる一次情報です。製品選びの裏どりに使いましょう。
JISC(JIS検索)
ここでできること
- JIS規格の検索(番号・名称の一部から検索可能)
- 規格の要旨や改正版情報の確認
使い方のコツ
- 番号が分からなければ、名称の一部(例:「ダイヤモンドブレード」「ビット」等)で検索
- 規格の版(最新/旧)に注意。改正履歴の有無をチェック
③ 業界団体
DIYに関する普及・啓発・イベント情報など、業界の流れをつかむのに役立ちます。
日本DIY協会
ここでできること
- DIYイベント・コンテスト・検定等の情報にアクセス
- 初心者向けの基礎知識やハウツー企画をチェック
④ メーカー公式(取説・カタログ・サポート)
最終チェックはここ。取扱説明書・カタログ・純正アクセサリー・修理窓口など、製品の一次情報を確認します。特にバッテリー・充電器はメーカーごとに仕様が異なるため、必ず公式で互換性を確認しましょう。
マキタ(Makita)日本公式
ここでできること
- 取扱説明書DL、製品カタログ、適合アクセサリの確認
- 充電池・充電器の型番対応表、注意事項の確認
HiKOKI(ハイコーキ)日本公式
ここでできること
- 取扱説明書DL、製品一覧、純正アクセサリ情報
- 修理・サポート窓口、保証規定の確認
よくある質問(Q&A)
Q1:外部リンクは「nofollow」にすべき?
A:ここで紹介しているような公的機関・公式サイトは信頼先なので、原則そのままでOKです。広告や不明な出所の情報ではないため、nofollow指定は不要です。
Q2:どの順番で見ればいい?
A:安全 → 規格 → メーカー公式の順番が最も迷いづらく、事故や誤購入を回避しやすい流れです。安全でNGが出たら、以降の確認は一旦ストップしましょう。
Q3:古い情報にならない?更新の見分け方は?
A:各ページの公表日・更新日を確認しましょう。リコールや注意喚起は更新が頻繁です。ページ末尾の更新履歴を見て、古い場合は最新ページにたどってください。
Q4:型番が分からない。どう検索すれば?
A:本体ラベル・取説・箱のバーコード付近に書かれています。文字(アルファベット)・数字・ハイフンを省略せず入力しましょう。分からない場合は「製品名+メーカー名+形状」で検索し、候補から絞り込みます。
Q5:バッテリーって純正じゃないとダメ?
A:安全面・保証面を考えると基本は純正一択です。容量・電圧・端子形状・保護回路の設計が異なると事故につながる可能性があります。必ずメーカー公式で互換性を確認してください。
当サイトの関連ガイド(内部リンク)
外部リンクで一次情報を確認したあとは、当サイトの解説で「使いこなし」や「選び方」を実践しましょう。
- プロに評判のロブテックス工具は本当に使える?
- 工具メーカーKTCの評判と人気の理由を解説
- 工具の実力は?TONEの評判と品質を検証
- SK11工具の評判から見る賢い購入ポイント
- 初心者でも安心!針金を切る工具の正しい選び方
- 鉄を削る工具は目的別に選ぶのが正解
- 初心者でも安心して木を削る工具の選び方
発リンク一覧(ブックマーク推奨)
本ページで紹介している権威性の高いサイトは以下のサイトです。
- NITE(製品事故・リコール情報):https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/index.html
- 消費者庁(消費者安全):https://www.caa.go.jp/
- 国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/
- 経済産業省(製品安全):https://www.meti.go.jp/product_safety/
- 東京消防庁(リチウムイオン電池火災):https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kasai/lithium_bt.html
- JISC(JIS検索):https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html
- 厚生労働省(作業安全PDF):https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000628881.pdf
- 日本DIY協会:https://www.diy.or.jp/
- マキタ(日本公式):https://www.makita.co.jp/
- HiKOKI(日本公式):https://www.hikoki-powertools.jp/
お願い・免責
本ページは、信頼できる一次情報への「道案内」を目的としています。各リンク先の内容・最新情報・適用条件は、必ずリンク先(公的機関・公式サイト等)の記載をご確認ください。工具の使用は自己責任です。迷った場合はメーカーや公的機関にお問い合わせください。